Column
アルバム『天地創造』の思い出とお気に入り曲
アルバム『天地創造』についてです。ちょうどコロナ禍の頃に発売されたアルバムで、声を出してはいけない当時の武道館コンサートに参加した際、ステージ上で「新しいアルバムを出します」と発表されたのを覚えています。あの声出し禁止のライブは、後にご本人たちも「辛かった」と仰っていましたが、聴く側としても声を出せないのは非常に寂しい時間でした。それでも、あの過酷な状況下で開催してくれたこと自体に感謝すべきで、不平不満を言ってはいけないのかもしれませんが、やはり少し辛い体験ではありました。
アルバム自体は素晴らしい仕上がりでしたね。特に「組曲: 時の方舟」について、当時高見沢さんが「みんなが付いてこられる組曲にした」と仰っていて、「きっと聴きやすい構成なんだろうな」と思っていたのですが、まさにその言葉通り、非常にスッと入ってくるドラマチックな展開の組曲でした。
それ以外にも、個人的に大好きな「My Life Goes On」は、初めて聴いた瞬間に自然とウルッとくるようなメロディーラインで心に刺さりました。また、2曲目の「Funky Cat」も、インタビューで語られていた通り16ビートのギターカッティングが新鮮でした。高見沢さんはそういったカッティングをあまり得意としていないイメージがあったので驚きましたし、坂崎さんのボーカルのノリも相まって非常に面白い曲調に仕上がっています。
そして「友よ人生を語る前に」は、力強く響くメロディーが本当に大好きな1曲です。全体的にサウンドは比較的重厚なアルバムですが、個人的なお気に入りを挙げるなら「Funky Cat」「組曲: 時の舟」「My Life Goes On」「友よ人生を語る前に」、そしてラストを飾る「おくりもの」ですね。ゆったりとしたバラードでメロディーラインが本当に美しく、このアルバムの中でも特に大好きな楽曲たちです。
皆さんはどの曲がお気に入りでしょうか?