Column
独断と偏見のTHE ALFEEを初めて聴く人にすすめたい曲の入り口
THE ALFEEを初めて聴く方や初心者の方にお勧めする曲についてです。
よく挙げられるのは「メリーアン」や「星空のディスタンス」といった、彼らがブレイクするきっかけとなった代表曲ですし、「まずはそこから入るのが王道」とよく言われます。ただ、そこはあえて一歩踏み込んで、私の独断と偏見でお勧めしたいのは「ルネサンス」「Arcadia」「JOURNEY」、そしてもちろん最新の「君が生きる意味」あたりです。
ただ、これらはあくまでスタジオ音源の話。映像とともにTHE ALFEEならではの熱量と雰囲気を丸ごと味わっていただくなら、やはり初期の記念碑的なライブ映像をぜひ観ていただきたいなと思います。
まず筆頭に挙げたいのは、1987年の日本平オールナイトコンサートです。 あそこには、私の大好きな「Saved by The Love Song」のアコースティックバージョンをはじめ、「祈り」、そしてあの夜に演奏された「AGES」が収められています。「AGES」は後に『LIVE IN PROGRESS』というライブアルバムにも収録されていますが、私はどうしてもあの87年の日本平オールナイトのテイクに強く惹かれてしまいます。
また「Bridge To The Sun」も外せません。あの曲の映像ではリハーサルの様子や3人のおふざけシーンがふんだんに使われていて、サウンドとともにTHE ALFEEの仲の良さのようなものが存分に堪能できます。そして何といっても「夜明けのLANDING BAHN」ですね。「夜明けのLANDING BAHN」のライブ映像は他にもいくつか残されていますが、多くのファンがこの日本平オールナイトコンサートの夜明けの演奏をベストに挙げるのではないでしょうか。
さらに、日本平以外で絶対に外せない名演を挙げるなら、1985年・横浜スタジアム3Daysの「Affection」と、1986年・TOKYO BAY-AREAでの「ROCKDOM -風に吹かれて-」です。 横浜3Daysの「Affection」は、スイッチボーカルからサビで美しい3声コーラスへと昇華していく王道パターンがたまらない1曲。そしてベイエリアでの「ROCKDOM」は、これが初披露となった貴重なテイクで、フォーク・ロックとも形容される彼らの真骨頂が凝縮されています。この2曲も、THE ALFEEの原点と凄みを味わうには欠かせない至高の演奏です。
少し選曲から話が広がってしまいましたが、初心者の方が初めてTHE ALFEEのライブ映像を観るのであれば、理屈抜きで圧倒されるこれらの80年代の名演たちを心からお勧めします。